入院しているときも
男と女のいろいろを
見たり聞いたりする。
城西病院の同じ病棟に
車椅子の人いた。
時々、夫が
おむつなど持ってくる。
そんな献身的な夫に
女は、「もう、別れよう」と
言っているのが聞こえた。
こんな一生懸命な夫なのに
なんでと思った。
夫が可哀想だと思った。
女は、迷惑かけるので
身を引きたかったのかとか
考えた。
かずとしさんと別れようか
考えた時
このことを思い出す。
女の考えすぎの気がする。
夫は、そんなでも愛している
と思った。